約 3,149,106 件
https://w.atwiki.jp/ffiroiro/pages/52.html
上位バトルフィールド(アークガーディアンBF等の大事なもの:ファントムクォーツを使用するBF全般) アイテム名 消費P 備考 武器 15 防具:頭 5 防具:胴 10 防具:手 7 防具:脚 10 防具:足 5 アクセサリー 5 レム物語1~5章 0.5 レム物語6~最終章 1 AF打ち直し素材 時価 基本は回収して資金とする。 特に取得の希望があった場合、競売取引履歴平均/100,000Gのポイントで取得可能とする。 ※コスミックオーブとドロップ品について LSの印章を使って交換したコスミックオーブについては、素材は資金へ、レムはポイント消費でロット可能とする。 個人の印章を使って交換したコスミックオーブの提供は、レム、素材類を総取りを基本とする。 個人の印章を使って交換したコスミックオーブを提供し、レムを希望せずレム希望者へ譲った場合は、提供者へ0.5P付与する。 ※現在最強装備の一角という事で暫定的に上記としました。 (過去のトゥーリア、リンバス、アルタユの戦利品を参照のこと) ※各アイテムの必要ポイントが高すぎる、安すぎる等あればご意見をくださいね。 2014.3.4:武器の必要ポイントが安いという話がありましたので10P>15へ引き上げました。 2014.9.1:レム物語1~5章を1P>0.5Pへ引き下げました。
https://w.atwiki.jp/c32b-nsx/pages/14.html
あ
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1642.html
【作品名】バトルフィールド1942 【ジャンル】FPSゲーム 【先鋒】IV号戦車 【次鋒】M4中戦車 【中堅】M10 【副将】T-34 【大将】ティーガーI 【名前】IV号戦車 【属性】中戦車 【大きさ】全長 7.02 m 車体長 5.89 m 全幅 2.88 m 全高 2.68 m 重量 25.0 t 【攻撃力】主砲 7.5 cm Kw.K.40 L/48 副武装 7.92 mm MG34機関銃×2 【防御力】戦車並み 【素早さ】38 km/hで走行可能乗ってる人は軍人 【名前】M4中戦車 【属性】中戦車 【大きさ】全長 7.47 m車体長 6.19 m 全幅 2.62 m 全高 2.67 m 重量 32.3 t 【攻撃力】主砲 76.2 mm M1 副武装 12.7mm M2機関銃×1 7.62mm M1919機関銃×2 【防御力】戦車並み 【素早さ】38.6 km/hで走行可能乗ってる人は軍人 【名前】M10 【属性】駆逐戦車 【大きさ】全長 6.83 m車体長 5.96 m 全幅 3.04 m 全高 2.57 m 重量 29.6 t 【攻撃力】主砲 76.2 mm M7 副武装 12.7mm M2機関銃×1 【防御力】戦車並み 【素早さ】48 km/hで走行可能、乗ってる人は軍人 【名前】T-34 【属性】重戦車 【大きさ】全長 8.15 m 車体長 6.10 m 全幅 3.00 m 全高 2.72 m 重量 32 t 【攻撃力】主砲 85 mm ZiS-S-53 副武装 7.62 mm DT機銃×2 【防御力】戦車並み 【素早さ】55 km/hで走行可能、乗ってる人は軍人 【名前】ティーガーI 【属性】重戦車 【大きさ】全長 8.45 m 車体長 6.3 m 全幅 3.4-3.7 m 全高 2.93 m 重量 56 t 【攻撃力】主砲 8.8 cm KwK 36 L/56 副武装 7.92 mm MG34機関銃×2 【防御力】戦車並み 【素早さ】38 km/hで走行可能、乗ってる人は軍人 vol.93 487 :コンシダフィールド2010:2010/04/29(木) 21 56 40 ID 6A3UWzFK バトルフィールド1942考察 全部戦車なので戦車の壁付近 サドンストライク戦 全敗 【先鋒】~【大将】防御力はあっちが上。負け 勿論これが負ける上の相手には勝てない。 一応下を見る USAVICH戦 3勝2敗 【先鋒】乗用車に完勝 【次鋒】【中堅】相手が乗っている人は警官。軍人勝ち 【副将】戦闘機負け 【大将】防御負け BJの冒険シリーズ、ザ・トライアスロン戦 5分け 【先鋒】~【大将】倒されない当たらない かまいたちの夜2戦 3勝2敗 【先鋒】パイドロキネシス負け 【次鋒】主砲勝ち 【中堅】不慮の事故負け 【副将】【大将】撃って勝ち この結果 サドンストライク>バトルフィールド1942>(戦車の壁)
https://w.atwiki.jp/psn_newgame/pages/95.html
ゲーム名 バトルフィールド 1943 (→ソフトカタログへ) 対応フォーマット PS3 CERO C ジャンル シューティング プレイヤー人数 オフライン 1人 オンライン 2-24人 販売価格等 1,500円 →1,000円 容量 565MB 配信開始日 2009/07/09 体験版 有り 備考/PSN等 トロフィー, オンライン対戦, オンラインランキング対応2011/02/08 1,500円 → 1,000円に価格改定 対応周辺機器 振動機能, ヘッドセット対応 映像出力 NTSC, 480p, 720p 音声出力 Linear PCM 2ch, Dolby Digital 5.1ch, DTS Digital Surround 5.1ch 販売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 DIGITAL ILLUSIONS CREATIVE ENTERTAINMENT まとめサイト Battlefield 1943@wiki 関連スレor板 家庭用ゲーム【BF1943】Battlefield 1943 ▲63総合 追加コンテンツ コンテンツ名 販売価格 容量 配信日 追加内容 BF BC2 ONSLAUGHTモード BF 1943 2,000円 565MB+6KB, 100KB 2010/07/22 ONSLAUTモードにはBF BC2の製品ディスクが必要
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/23.html
バトルフィールド・エンジェル バトルフィールド・エンジェル ユニット-エンジェル 使用コスト:白1無2 移動コスト:白1無1 パワー:3500 スマッシュ:1 クイック このカードが手札からスクエアに置かれた時、このカードと同じラインのスクエアにある対象のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、スマッシュを-1する。 透き通った肌を持つクリスタルの少女たち。エンジェルたちこそ、マザーパレスの最も美しく最も硬い盾である。 白の中量級ユニット。 コスト3でパワーが3500と、なかなかのコストパフォーマンスなので、能力とあわせて使いやすいユニット。ギリギリまで手札に持っておき、突然の登場で相手のスマッシュ計算を狂わせよう。 この効果を受けたユニットは、そのターン中にバトルフィールド・エンジェルのいるラインと違うラインに移動した場合でもその効果は無くならない。 スマッシュ値が0のユニットがバトルフィールド・エンジェルの効果を受けた場合、たとえ敵軍エリアでスマッシュを行っても相手にスマッシュを与える事はできない。 この効果の解決時にバトルフィールド・エンジェルがバトルやカードの効果によって墓地に送られる等してすでにスクエアに無い場合、その直前にこのカードの置かれていたスクエアを参照して効果を処理する。上記の状況の場合、対象としたユニットに対して効果は有効となる。 この効果の解決時に、対象となったユニットがバトルフィールド・エンジェルとは別のラインに置かれている場合、この効果は無効化される。 この効果の解決時に、バトルフィールド・エンジェルが対象となったユニットとは別のラインに置かれている場合、この効果は無効化される。 収録セット ストラクチャーデッキ1 ファースト・センチュリー ベーシックパック(127/200 コモン) イラストレーター 仙田 聡
https://w.atwiki.jp/gamekoryaku/pages/186.html
Battlefield 1943(バトルフィールド1943) http //www15.atwiki.jp/bf1943/
https://w.atwiki.jp/z_o_w/pages/7.html
エウロペ大陸 フィールド名 作戦分類 作戦期限 出撃数 地形 その他 イセリナ山 要点攻撃 24 20 岩場 ガリル遺跡 殲滅作戦 48 10 障害物多 クロノス砦 殲滅作戦 12 12 草原 共和国EP回復エリア有り レイクコロニー 要点攻撃 32 8 湖を囲む崖 フィールド名 作戦分類 作戦期限 出撃数 地形 その他
https://w.atwiki.jp/sakuraaoi/pages/23.html
バトルフィールド(BF) 参加方法:lv31↑ならおk 右上マップの戦場を右クリックして参加を押す 特定の参加人数が集まり次第開始される(最大10名)
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5688.html
第五回放送も過ぎた頃とあるMSが飛行していた。 それはガンダムエピオン、ゼクスが操る機体だ、その中はギュウギュウ図めである。 「………だぁー!なんで男三人でこんな狭いところにいなくちゃならねぇんだ!」 「仕方ないだろう、他に方法がないのだから」 「そんなに嫌ならデイパックの中に入りますか?」 「這入れるかぁー!!」 ちょっとした漫才がガンダムエピオンのコックピットで行われていた、 一方でクリスはエピオンの掌に座りながら今までのことを振り返る。 (……先輩は指名手配で響もマリアも死んじまった……) 数々の騒動によりクリスは落ち着く暇もなかった、だが今ようやく余裕ができたのだ。 目をつむれば様々な感情が己のうちの中でごちゃまぜになって暴れ狂う、 無意識にクリスは歯の奥を食いしばった。 「クリスちゃん、どうしたでぃす?」 「うわ、シマリスかよ驚かすな」 いつの間にか自分の肩に登ってきたシマリスを見て驚く、それくらいに集中していたのだ。 「それはごめんなさいでぃす、ですけどクリスちゃん何か悩んでたようなのでついつい出てきてしまったのです」 「心配させちまったか、そいつは悪かった、けどあたしは大丈夫さ」 クリスがシマリスにニヒルに笑いかける、しかしシマリスにはその笑顔は無理をしているよう見えた。 「それはうそでぃす」 「あっ?」 「だって、今クリスチャンの顔は――」 その言葉を紡ごうとしたその時、 ズドンと一つの爆破音が、近くに響いた 「な、なんだ!?」 「なんでぃす!?」 その一つが合図になったのか次々と、ズドンズドンと連続して響く、 その一つをクリスは見た。 「ありゃ、こっちを狙ってきてるのか!」 「どうやらそのようだな」 ゼクスがクリスの言葉に応じ、答えた。 「こりゃ、恐らく対空砲だな、それも第二次大戦に使われていた頃の」 「……そんなものでこの機体を狙うとは、なめられたものだ」 「いや、相手もそれは分かってるだろうよ、だからさらに何か仕掛けてくるかもしれないぜ」 「なにかとは?」 「そりゃ、アレよ、例えばミサイルとか――」 ベルナドットかそう言いかけたとたん、ミサイルが飛んできた 「んなろぉ!!」 しかしそれをクリスはイチイバルで迎撃する、迎撃されたミサイルはそのまま撃墜された。 だが、それでは終わらずさらに何発ものミサイルが飛んでくる。 「チッ、さすがに数が多すぎる、これじゃあたしの迎撃にも限界が来るぞ!」 「……やむを得んか」 ゼクスは顔を顰め、操縦桿を動かす、するとエピオンは下に向かい始めた 「下に行くので?」 「仕方なかろう、ここで落とされるわけにもいかんからな、クリス君!しっかり掴まっていたまえ!」 そう言うと一気に高度が下がっていく、クリスは手の指に掴まった、シマリスもしっかりデイパックの中に入った、 正直クリスは文句を言いたい気分だなぜなら翼の所に行くのが遅くなる、だが今それを言っても仕方ない。 (糞、やっぱりあたしにもっと力があれば!) そう、やるせない気持ちを抱きながら、エピオンは地上に向かって行った。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ とある指揮装甲車にて一人の男が指揮官席に座り報告を聞いていた 「人型機体は地上に向かい、ついでにミサイルを撃破したと」 男の声に部下は頷きながら再度答える。 「はい、その通りですワイルドハント隊長」 ワイルドハント、この男の名前だろうメンポで頭部を覆い、チャップス付きのニンジャ装束を着用。 手足と腰に手のひらサイズのコマをびっしりと装着している、そうこの男、ワイルドハントはニンジャなのだ。 なぜニンジャたる彼が隊長と呼ばれこの場にいるのか、それは彼がDこの福生市のDMC狂信者達を指示する側であるからだ。 「……ふむ」 腕を組み装甲指揮者にてワイルドハントは考える、相手は中々優れたパイロットだ、 それに己の勘が囁く、強敵なのだと。 「やはり現れるか」 彼は過去の苦い経験を思い出す、今だザイバツ・シャドーギルドが存在し所属していた頃に現れた赤黒のニンジャ! そのおかげで自分は死に何の因果か蘇りクラウザーさんを復活させるために活動している。 他の信者ほど狂信的ではない、だがクラウザーさんの生歌を再び聞きたい、それ位には虜なのだ。 「分からぬものだな人生と言うものは」 しかしその回想も一瞬で済ませ、再び指揮官の顔に戻った。 「A1、A2の部隊を向かわせろ、偵察ドローンも飛ばせ」 「アイアイサー」 そう、この部隊は様子見。相手がどのような実力の持ち主か計る為の物だ。 ワイルドハントに油断はない、あの時もそしてこの時にもだ。 「それと、時と場合によりお前達にも働いてもらうぞ」 後ろに控えていた、三人の人物に声をかけた。 「ええ、分かっています」 一人は鬼道有人、サッカー界では天才ゲームメイカーとして名をはせた男。 年少の頃からクラウザーさんの歌は聞いていた、だからサッカーへの思いと同じくらいクラウザーさんの歌が好きなのだ、 それ故に彼は選んだ、即ち殺人者になるということを。 「おう、その時は任せとけ」 一人はAKYS、迫真空手部の師範を務めていると男だ。なんでも野獣先輩も通っていたとか。 そんな彼もまたクラウザーさんの歌を愛し稽古終わりに必ずその歌を聞いていたほどだ。 「あっ、いいっすよ」 一人は葛城蓮、一日目に死んだ虐待おじさんの親戚だ。 なぜ彼がいるのか?それは当然クラウザーさんの歌が好きだからだ。 なおAKYSとは互いにライバル兼親友らしく、お互いに実力をぶつけ合い茶をする中だ。 「よろしい、しばくはお前達もこの近くで待機だ、追って指示を出す」 立ち上がりそう指示を出す、すると三人は頷き指揮装甲車から出て行った。 基本的にあの三人はまとめて行動させている、それは鬼道が指示役を担当、二人が直接戦闘担当だからだ。 「しかし、タイミングが悪い、こちらが任務遂行中に現れるとは」 そう、ワイルドハントはこの地域、福生市に存在するDNC狂信者に敵対的な集団を殲滅するために派遣されたのだ、 上層部は何度かSATUGAIを妨害された福生市に討伐するための部隊を送ったが撃退された、上層部が動くほどでもない、しかし無視はできない。 そこで前経歴が指揮もこなし実力も高かったワイルドハントに白羽の矢が立ったのだ。 彼の率いる集団が軍隊並みに統率されていたのも選ばれた要因だろう。 「だが、その集団も見つからず詰まっていたたところだ、これが何かの転機になればいいのだがな」 ワイルドハントはそう呟きながら、指揮官席深くに座り込む。 その姿はザイバツ所属時代にはなかった余裕を感じられた。 「何はともあれだ、ようこそ俺の狩場、福生市へ」 不敵な笑みを見せ、呟いた。 それは、今だ姿が見えない敵に対する挑戦心だった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ エピオンは地上に無事着陸したゼクス一行、まず掌からクリスが下りた。 次にコックピットからベルナドットが下りてきた。 「ふぃー、頭がガンガンするぜ、まるで二日酔いだ」 「おっさんはこういうのに慣れてなさそうだからな」 次にシマリスがデイパックから出てくる 「お、落ちるかと思ったでぃす」 「死ぬかと思いました……」 Lもまた出てきた、顔色はいつにもましてひどい、 彼は別に運動神経が悪いわけではないがこういうのは初体験であったためにこうなってしまったのだ。 「すまないな、少しばかり手荒になってしまった」 「……まぁ、仕方ねーよ、あそこから落とされてたらあたしでも死んでたからな」 「流石のMSもミサイルにゃ敵わないからな」 ゼクスが謝罪したが、あのことに関しては仕方ないと受け止めていた、 あのままミサイルにあたっていたら落ちていたかもしれない、クリスが掌にいる故に、 エピオンの高機動を生かせないからだ、むしろそのまま地上に向かいミサイルの射程圏内から離れる選択をしたのは正しいだろう。 「しかしここはどこなんでぃすか?」 「……どうやら福生市と言われる場所のようですね」 Lは近くの看板を見た、そこには福生市と書かれていた。 「福生市………東京じゃねぇか!」 「ずいぶんと飛んだと思ったのだが、どうやら遠回りをしていたらしいな」 そうなっても仕方がないことである、彼等は日本の地理に詳しくないのだ。 唯一詳しそうなLも男三人はさすがにきつかったらしく指示を出せるほど余裕はなかったのである。 「しかし、これからどうすんだ、あたし達は空から大阪には行けなくなっちまった」 「誰が撃ったか分からない以上、下手に飛ぶのは危険だしな」 「もしかしたらこの街にいるのかもしれませんね」 Lの意見にゼクスも同意を示した 「そうだな、対空砲は動かせないと聞いている、ならばミサイルを撃った者達もここにいるだろう」 「でも、ここを探して果たしてみつかるでぃす?」 シマリスの発言に一同は押し黙った、 福生市は地図から見れば狭いと思うが、しかしやはり市である、広いのである。 そこから探し出すとなればとても時間がかかる、何よりその敵も大人しくはしていないだろう 「……とにかく一旦落ち着ける場所に行きたいところですね、情報収集もやっていませんし」 「確かにな、あの機体にいる間は狭くてパソコンも開けなかったし何より時間もだいぶ過ぎている その間に状況が動いてるのは確実だろうよ」 そう言い切った直後にベルナドットは何か違和感を感じた。 それはゼクスも同様だった、何か感じるのだ、そう、例えるなら戦いが始まる前の予感 「おい、お前ら、気を付けろ何か嫌な予感が――」 そう言い切る前にベルナドットが走り出しLを抱えた直後、ベルナドットに銃弾が掠った 「チィ、敵襲か!」 「くそ!シマリスはデイパックに!」 クリスは撃たれた方向に銃型のアームドギアを向け撃つ。 そして撃ってきた者は建物ごと吹き飛んだ! 「よっし」 「ヒューッ、やるじゃないか嬢ちゃん」 「あたしは嬢ちゃんじゃない!」 ベルナドットの嬢ちゃん呼びが気に入らないクリスはそう言う しかしベルナドットが気にすることはないようだ。 「それより早く退いてもらえませんか」 「おっと、悪かったな」 ベルナドットが身を引きLが出てくる 「それよりもです、ここはどうやら」 「ああ、敵地みたいだ、Lの旦那はガンダムのコックピットにゼクスの旦那も問題ないよな」 「仕方あるまい」 「すみませんね」 「いいってことよ、それよりも嬢ちゃん分かってるか」 「ああ、こっちに来てるやつらがいる!」 クリスが言えば何人かの武器を構えた人間が現れる そしてその者達はそろって言った。 『SATUGAIせよ!!!』 そういった直後にベルナドットが持っていたM16によって一掃された。 「ベルナドットさん、これを」 「あん、こりゃあんたに振り分けられた奴じゃないか、いいのか?」 「ええ、隠れている私では宝の持ち腐れですから」 渡されたのはひらりマント、ゼクスがもしもの時の為にとLに配分されていたのだ。 「L、はやく乗ってくれ、敵がいつ来るか分からん」 「はい、それではご武運を」 そう言ってLはエピオンのコックピットに乗り込んだ。 ベルナドットはひらりマントを構えて拳銃に武器を切り替える 「シマリス、お前はいかなくていいのか?」 「今のクリスちゃんを放ってはけませぃんから」 「……ありがとな」 不器用にクリスは笑った 「また来たぞ!次は100人前後ってところだな!」 「多すぎだぞ!」 ベルナドットの言にクリスが悪態を付き、イチイバルのアームドギアを構える、 こんなところでくたばってたまるかと心の中で思った。 これは始まり、のちに続くゼクス組の死闘の始まりであった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「おう、アイツらもなかなかやるじゃねーか」 ワイルドハントからの指示が下り、彼等は一足先にゼクス組を見に来ていた。 そう、鬼道、AKYS、葛城の三人だ。 彼らが見ている先はゼクス組と 「……なるほど」 「何かわかったのか?」 葛城の疑問に鬼道は答えていく。 「いや、アイツらが手練れだと思った、それだけだ」 「えぇ……(困惑)いや、俺も見ればわかるが何かそれ以外分かったことはないのか?」 「そうだな、……あいつらは、あの赤い色のアーマーを付けた女を中心に戦っている」 「ほう」 鬼道が指さしたのはクリスだ。 「あの女は本人の実力もさることながら広範囲殲滅技が多い、 それを一人と一機体は把握して立ち回っている」 見ればクリスに注意を向きすぎた敵をベルナドットが攻撃、クリスの技からこぼれた敵を飼っている。 他にエピオンは建物から狙撃しようとする敵を建物ごと破壊、更に建物の残骸で他のルートから来る狂信者達を足止めする。 とにかく彼等はクリスを中心として動いていた。 「だが、かれこれ戦いが始まって何時間かたっている、あいつらも疲労が蓄積したころあいだ」 「あんま、そういう所を付くのはこのみじゃねぇんだがな」 「だがこれぇはクラウザーさんを復活させるためのもんだ、手段は選んでられねぇよ」 葛城の言葉にAKYSも頷く。 「…………そうだな、それでは俺達もそろそろ出るとしよう」 「おう、ちゃちゃと終らせてクラウザーさんの歌でも聞こうぜ」 AKYSの言葉を聞きながら鬼道は思ったこれは正しいことだと、クラウザーさんの歌を聞くためにと。 だが、心の奥でこうも思う、果たしてこの行為はクラウザーさんが喜んでくれるのかと。 だがその思いをすぐさま振り払い、自らも戦場を向かった。 全てはクラウザーさん復活の為に。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「だー!!、多すぎんだろうが!!!」 クリスはBILLION MAIDENを使用し、真っ正面から突っ込んできた大量の狂信者達を撃ち殺した。 しかしそれを予期し、上空から仕掛けてくる狂信者――だがそれは叶わない。 銃の発射音が響き、上空から仕掛けてきた狂信者を撃ち殺した 「サンキュー、おっさん」 「おっさんじゃねぇ!」 二人は軽口をたたきながら迎撃する、だがベルナドットは気づいている 長くは持たないということを。 (クッソ、さすがに数が多すぎる) そう、とにかく数の連打が押し寄せてくるのだ、 10人やったら50、50人やったら250と増えて行っている。 (弾も何時まで持つ?こっちも走って体力も下がってるしよ、これは積みか?) 嫌な考えがよぎる、しかしその思考を振り払い目の前の敵に集中する。 だが、思考外からの攻撃が飛んできた 「死ねぇ!」 「!?」 「おっさん!!」 ベルナドットは、死んだと思っただが、銃弾はあっさりと防がれた。 防いでのはエピオンの右腕。 「油断するなよベルナドット」 無造作に右腕を動かし、攻撃してきた狂信者とついでに後ろにいた狂信者もミンチにする。 「わりぃな助かったぜ、だがアンタは後方で殿していたはずじゃ」 「いや、どうやら後ろの狂信者達が引いていったようでな妙だと思ったがとりあえずこちらの救援にな」 「引いた?」 引いたと聞いてベルナドットは疑問に思った、なぜ有利なアイツらが引いた? 犠牲を嫌った?、確かにベルナドット達は多くの狂信者を屠った、だがそれがアイツらの退く理由になるのか? 連中は実に狂信的だ、アレは殺さなければ気が済まないたちだ、だがそれで引くとはどうしてだと思う、 だが今は戦闘中、目の前にいる敵に集中しなければと思い目を向ければ敵がいなくなっていた。 「おい、俺たちを襲ってきてた連中は?」 「さあな、あたしにも分からない、だけど途中から明らかに引いて行ってたな」 クリスがそう証言する、ますますおかしいと思った。 「なあ、速くここからいいた方がいいんじゃないか?」 「なんでだ?」 「明らかに不自然だ、敵がっさりひくってのも、そうだろゼクスの旦那」 「……確かにな」 違和感がある、そう途中で引くのは違和感が―― 「狙撃兵、目標赤い色の女、撃て!」 無線機から鬼道の指示に従い、クリスに向けて銃を発射する。 少し気が緩んでいたクリスにこれを回避するすべはなく―― 「嬢ちゃんあぶねぇ!」 ベルナドットが庇った 「――おっさん!!」 「狙撃兵、まだいたか!」 ゼクスがエピオンを動かし狙撃兵がいた位置の建物を破壊しようとして。 「やらせねぇよ――オッラァ!!」 AKYSの飛び蹴りが、エピオンの腕に直撃し、腕を破砕した 「なにぃ!」 「人間ですか!?」 乗っていたゼクスとLが驚く。 ゼクスの場合は己の機体の腕がどこからともなく表れた男に壊されたことに、 Lの場合は、そもそも頭脳でならともかく生身で鉄の塊をぶっ壊せる人がいたことに。 「よっと、さて楽しませてもらおうか!」 それに対しAKYSはガンダムに挑戦的な笑みを向けた。 自分よりもどでかい相手を倒す、それは一つのロマン故に。 「Lよ、私が一瞬のスキを見出すだから」 「分かっています、ベルナドットさんの看病ですね」 「ああ、頼む」 そしてエピオンはAKYSと向かい合う、そして両者ともに動きだす。 異種どころではない戦闘が始まった。 そしてクリスはベルナドットの傍に駆け寄っていた 「おっさん、しっかりしろよ、おっさん!」 「ああ……そんな大声出すな……傷に響くだろ……」 「意識はまだあるようでぃすね!」 いつの間にかシマリスがデイパックの中から出て来ていた、 その手には救急セットと書かれた物を手に掴んで。 「シマリス」 「クリスちゃんこの人のことは僕に任せるでぃす、それよりも後ろ!」 シマリスに言われ後ろを見れば、一人の男が立っていた。 「――おじさんはねぇ」 「ッ!」 クリスがアームドギアを向け、撃った、 しかしその男はそれを回避して。 「よけた、チッ」 「おじさんはねぇ!」 男が駆け出す、それに合わせてクリスもアームドギアを二丁拳銃型に変え、迎撃する。 だが男はすべてそれを回避し。 「君みたいな可愛いねぇ、子が苦しむ姿が大好きなんだYO!!!!」 一閃、高速の居合がクリスに迫った。 「なっ!?」 ギリギリでクリスは回避する、だが男、葛城は次の行動をしていた。 それ即ち刀から二丁拳銃に切り替え、照準をクリスに向ける。 だがクリスが速かった、拳銃に切り替えたと同時にクリスが射撃する。 しかし葛城は発射された銃弾すべてがスローモーションに感じ、それらを巧みに回避する 「おっせぇんだよぉ!!」 走りながら照準をクリスに合わせたまま射撃する、だがクリスも相手の弾道の斜線を見抜いて回避する。 そしてそのまま双方高速に移動しながら打ち合いになる、走り撃ちまた走り壁やガラスやガードレール、車すら利用しながら。 「やるじゃねぇか!!」 「お前に褒められてもうれしくねぇよ!!」 クリスと葛城が極端までに接近する、そしてまず葛城が銃を向ければクリスが右腕で向けた銃の手をはじき次にクリスがアームドギアを向ける、 しかし次は葛城がその手をはじく、次に葛城は相手の肩を掴み腹に一発当てようとするがクリスはそれを予期し下がる。 まさしく一進一退、気を抜けばどちらかが死ぬ、鍛えたガン・カタを 「ああ……くそ情けねぇ……」 「黙ってるでぃす!血がもっと出てしまうでぃす!」 一方、シマリスはベルナドットの治療にあたっていた、だが体が小さいため苦戦を強いられていた。 「私も手伝いますよ」 「Lさん!?どうやってコックピットから」 「ゼクスさんが一瞬のスキで何とか降ろしてくださいまして」 そう言いながら救急セットから包帯やなどを取り出し応急処置をしていく。 Lが施す応急治療は鮮やかなものでありてきぱきと施していく 「Lさんすごい、どこで習ったでぃす!」 「一応、孤児院にいたとき習いました」 Lたちが治療を施している頃、ゼクスとAKYSの戦いにも目を向ける。 「オッッラァァ!」 AKYSの気合を込めたシャウトとパンチがエピオンに向かって来る。 「チィ!」 しかしそこはライトバロンと呼ばれた男、攻撃を仕掛けてくる部位を見抜き回避する。 回避されたAKYSのパンチはコンクリート道路周辺を破損させた。 「とんでもないな、来るか!」 ビームソードをAKYSが飛び込んでくる地点を予想し、前もって置く、 来たのは置いたと同時だった。 「!?」 これにはさすがのAKYSもびっくりである、ビームソードに触れる数センチ前に横に建物を蹴り、 横に跳躍することで回避した、しかし勢いは考えてなかったらしく横にあった建物に衝突した。 「へっ、やるじゃねぇか」 しかしそれでもぴんぴんとした状態で、突入した建物の瓦礫を除けて立つが。 「はぁッ!」 その隙を見逃す程ゼクスは甘くなくビームソードで追い打ちを計る。 「またか!!」 AKYSは再び今度は調整して跳躍し、ビームソードを回避する。 この田高、どちらも受けることはなく回避するのが主となっている、 AKYSの圧倒的破壊力はエピオンに使用されているガンダニュウム合金すら壊しえるものだ、 現にエピオンもかすり傷が多く存在する。 しかしガンダムエピオンにはビームソードがありその威力はAKYSと言えど即死は免れないものであった。 ヒートロッドの方は最初の奇襲で壊せたから、そこは気にしなくていいというのはAKYSにとって幸いだろう。 「オッラァ!!」 「ハァ!」 エピオンはLが下りたことにより本来の性能を発揮できるようになり、縦横無尽に動き回る。 それに対しAKYSも驚くべきことにエピオンの縦横無尽な軌道に着いて行っているのだ。 「つくづく驚かされるな!」 「オッラッオッラァ!」 ジグザグに移動するエピオン、しかしその先を予想したAKYSは先回する、 先に行ける建物を蹴り、空中にて大気の塵を足場にしてさらに跳躍しその先へと行く! その速さはエピオンを上回り、エピオンの真上へとたどり着く。 「何ィ!?」 「こいつで終わりだぁ!!オッラァ!!!」 真上から繰り出されるのAKYS渾身の技、ポン・パンチだ! 何故ジュー・ジツの技を習得しているのか?それは迫真空手部が統合格闘技部だからである! あらゆる格闘技を収めてこそ真の格闘家の道がある、それがAKYSの信念だ、それ故に彼はあらゆる格闘技技を覚えているのである! 「舐めるなぁ!」 だがそこはゼクスマーキス、伊達や酔狂でエースをやっているわけではない! 回避は不能であれば急所から外すまで、そう一瞬で判断し機体を動かし、AKYSのポン・パンチが炸裂した! 「ぬぅぅぅぅ」 ポン・パンチ確かに炸裂した、しかし、おお、エピオンはいまだ健在ではないか! それもそのはず、咄嗟に動かしたのは急所とダメージを軽減させるのが目的であったためだ! だがパンチの威力はすさまじくエピオンはそのまま落ち、地面を勢いよくこすっていく、 そして最終的に止まった所はLとシマリスがベルナドットを治療している最中の場所の近くであった。 「……やはり他の者たちを下げておいて良かったな」 そしてその戦況を俯瞰していた鬼道は事前に信者を下げていたことが正しいと判断する。 この戦闘、激しすぎたからだ。 片や激しすぎる銃撃の応酬、ガン・カタで競い合い再び銃撃戦となっていた。 そして片やMSと超人の大決戦である、ここに信者を突っ込んでしまっていたら被害がさらに拡大しただろう。 「とはいえ、これで終わりだ、葛城、AKYS下がれ、一斉攻撃にて決着をつける」 そう言うや否や控えていたDMC狂信者殲滅部隊が姿を現した、どいつもこいつもヘルガスト兵の格好に身を包んだ兵士たちである、 そしてMSのジェガンも何機か確認された、そうこの者達による一斉射撃で決着をつけるのだ。 「おいおい、止めは俺にさせろよ!」 「OK牧場」 AKYSは文句を言いつつ跳躍し場を離れ、ちょうど遠距離で撃ち合いをしてた葛城もまたクリスの銃撃をいなし下がった。 クリスは葛城が下がった際、膝をつきそうになるが次に出てきた部隊を見て何とか食いしばった。 「どうやら……年貢の納め時か?……」 「……打開策はありませんね」 「むっ、むぅぅぅ」 ベルナドットとLは覚悟し、シマリスは悔しさに一杯だった。 こちら側の戦力であるクリスは葛城との戦闘の疲労がたたり攻撃できず、 ゼクスは機体を動かそうとしているが先ほどの衝撃で動かなくなっているのだ。 「ク……ソ……」 息を吐きだしながらアームドギアの技を使おうとするがやはり疲労が濃く使えない。 (終わるのかあたしは……まだ何もできてないのに!) 心の奥底で歯ぎしりする、まだ諦めてはいないだが覚醒などそのようなことは起きるはずもなく。 「全員攻撃用意!攻撃――」 その言葉が響きゼクス組が目をつむり最後の時を迎えようとした、その時! 「――おたくらに死なれたらオレが困るんですわ」 その声が響いた当時に、DMC狂信者達の足場が崩れていく! 「な、なに!?」 「何で足元が!?」 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」 それぞれ狂信者達の悲鳴や困惑した声が響き混乱する。 「チィ」 しかし鬼道はその混乱から素早く離脱する、 超次元サッカー選手である彼ならばここからの離脱はおちゃのこさいさいなのだ。 葛城とAKYSもまた離脱していた。 「あっ?」 「どうやら……俺達にもまだ運はあったらしい……」 「そのとおりだぜ、おたくらも運がいいもんだなぁ」 クリスやL、ベルナドットとシマリスの隣に緑のマントを身にまとった男が現れる。 「貴方は誰でぃす?」 「自己紹介はあとだあと、それよりさっさと逃げるぞ」 「ですが、仲間を見捨てては」 そう、Lが言いかけたとたん地面が振動した。 「な、なんだ地震か!?」 「ようやくご到着か、ずいぶんと遅かったもんですねぇ」 その振動には狂信者の方の三人組も反応する。 「いったいなんだこれは!?」 「何かが来るってことだな、よし見ておこうぜ」 「おじさんちょっと疲れたなぁ」 驚く鬼道に余裕そうなAKYS疲れている葛城はおそらく来るであろう所から目を離さない、 更に偵察ドローンから見ているワイルドハントもまた何が現れるのか待っていた。 そして、地震が一旦止まったと思えば、再び振動が起きる、L達のすぐ近くで、 「な、なにが」 「そろそろ出てくるぜ、おたくらもよく見ておけよ、とんでもねえもんが出てくるからな」 そう男が言ったとたんに地中から道路のコンクリートを壊して――MSすら入りそうな物置が出現した。 「んんんんんんんんん??????」 「えぇ……(困惑)」 「(大爆笑中)」 鬼道混乱、葛城は困惑、AKYSは笑っていた。 「……なるほど、見つからぬわけだ」 ワイルドハントは冷静に状況を理解し、目標と断定した。 そしてゼクス組もまた、ポカンとした表情をしている。 ただ一人緑のマントの男はその顔を見て笑って、 「そ、そりゃそんな反応にもなるわな……ブフォ」 そうしているうちに物置のシャッターが開き人が出てきた。 数人の武器を構えた者達が出て来る。 「君たち大丈夫か」 随所に青い塗装が施された装甲服を着た男が駆け寄ってきた。 「無事じゃありませんね、レックスの旦那、早く回収をして引き揚げましょうや」 ロビンがそう提案してベルナドットの肩を持ち上げ、自分の肩を貸す。 「文句は言いっこなしだぜ、こっちも時間が惜しいからな」 「ああ……分かってる」 「あんたらもな」 「……行きましょうシマリスさん、クリスさんは?」 「それならあそこにいるでぃす」 シマリスはクリスがいる方に指さす、そこには片膝をついているクリスがいた。 どうやら疲労が限界にまで達しているようだ。 そこにLが駆け寄った。 「大丈夫、ではないようですね」 「馬鹿にすんなあたしはまだ動ける」 そう言って動こうとするが、思うように動けなかった 「あまり無理はしないでください、手を貸しますから」 「自分も手を貸そう」 Lとレックスと呼ばれた男がクリスに手を貸して物置に向かった。 そしてゼクスの方はと言うと。 「よし、再起動に成功だ」 「ならばこちらへ」 急な無線通信にゼクスは驚く、 「……何者だ?」 「この物置の所有者です、貴方の仲間は保護しましたですから貴方も」 目の前にある物置の所有者だという声からして男、ゼクスは怪しむ、 だが今この局面を乗り切るにはこの言葉に従うしかない、これ以上の戦闘は危険だからだ。 「分かった、MS語ごと物置に入らせてもらうぞ」 「はい、では人がいない区画がありますのでそこにお入りを」 そう言って通信が切れ、代わりに人がいない区画の地図が送信された。 「やれやれ、後は野となれ山となれだ!」 やけくそ気味にブースターを吹かし物置に入る、その区域はちょうど仲間達が運び込まれた直ぐ近くだった。 そしてゼクス達の収容が終わるとシャッターが素早く閉じられ、地中に潜航する。 何とか体勢を立て直した狂信者達の軍勢も攻撃するが、まるで利いていない。 「なんて硬さだ、アレでは壊すのは難しいぞ」 「俺の奥義でもぶっ壊すのは難しそうだな」 「あっ、無理っす」 そう、それくらいに硬いのだ、あの物置は。 どんな素材を使用しているのだ、構造もどうなっているのか分からない。 そしてそうこうしているうちに物置は完全に潜航していったのであった。 「逃がしたか、あと一歩だったというのに……!」 「戻ってこい三人とも」 「隊長」 無線機からワイルドハントが撤退命令を出す。 「潜られてしまっては俺達にどうすることも出来ん、今は機を待て」 そう言って無線は切られた 「んじゃ、戻るか、俺も疲れたしな」 「何か食べて寝たいな~おじさんもな~」 「……………」 三者三様にしてワイルドハントがいる本部に戻っていく、 次に彼らと相まみえることになるのは何時になるのか。 【二日目・13時50分/東京・福生市】 【ワイルドハント@ニンジャスレイヤー】 【状態】健康 【装備】親ゴマ 子ゴマ(中ゴマ)孫ゴマ(小ゴマ) 【道具】支給品一式 指揮装甲車 【思考】 基本:クラウザーさんを復活させるために行動する 1:上層部から与えらえた任務を遂行する。 2:どうやら敵は強敵らしい慎重に事を進めなければな。 【鬼道有人@イナズマイレブンシリーズ】 【状態】疲労(小) 迷い(小) 【装備】どこでもボール射出ベルト@名探偵コナン ゴーグル イナズマスパイク@イナズマイレブン さいきょうミサンガ@イナズマイレブン 【道具】支給品一式 おにぎり 【思考】 基本:クラウザーさんを復活させるために動く。 1:今は隊長(ワイルドハント)の指示にしたがう 2: SATUGAIして復活してもクラウザーさんは喜んでくれるのか? 【AKYS@COAT作品】 【状態】疲労(中) ダメージ(小) 【装備】柔道着 【道具】支給品一式 リボン@FFBE 【思考】 基本:クラウザーさんを復活させるために動く。 1:アイツら中々強敵だったなまた戦いたいぜ。 2:隊長の命令には従っておく、頭は良くないしな。 3:鬼道の命令にも従う的確だし悪くないやつだし。 【葛城蓮@ACCEED】 【状態】疲労(大)ダメージ(小) 【装備】二丁拳銃 雷切 【道具】支給品一式 【思考】 基本:クラウザーさんの復活のために行動する。 1:隊長と鬼道の命令を聞く。 2:AKYSと共闘できてうれしい 3:休めるところで休みたい、あの女強かった。 そして、ところ変わり地中に潜り移動する物置。 「……こいつ移動できるのかよ……」 「ああ、オレもそれ聞いて動いた時は驚いたは」 緑のマントの男、改めロビンフットと名乗った男とベルナドットが会話している。 どうやらここに戻ってからやることはなく、同じアウトローのベルナドットの所にいっているのだ。 なお今ベルナドットは包帯を巻かれ簡素なベッドに寝かされていた。 Lはこの広い物置を見て回り、レックスはその案内をしている 「驚きましたね、物置とは思えないほど色々なものが置いてありますね」 「このロワイヤルに巻き込まれた人たちも乗っていますからね、その為に必要なものも入れているのですよ」 周りを見渡せば他にも人がいる、レックスが言った通り保護された人たちなのだろう。 「……まだ生き残れている人たちもいたのですね」 Lはポツリとつぶやいた、 自分も生き残っているし、情報も書き込まれてはいるから生きている人はいるとは思っていた、 だが改めて生きている人達を見ると実感がわいてくるというものだ。 「どうかされましたか?」 「いえ、何でもありません、それより先へ行きましょう」 そうして、二人は色々見て回った。 シマリスはクリスの見舞いに来ていた。 クリスは葛城との激戦によって体調を崩し寝込んでいるのだ。 「クリスちゃん、大丈夫でぃすか?」 「ああ、なんとかな」 おでこに湿布を張られた状態のままシマリスの方に顔を向ける。 「なっさけねぇよな、今こんな時だからうごかねえとならないのに」 「何言ってるでぃす!クリスちゃんはよく頑張ったでぃす!」 「はは、ありがとなシマリス」 情けなく思ってるクリスにシマリスはクリスを励ます。 その言葉にクリスはお礼を言った。 「お礼には及ばないのでぃす、友達を元気付けるのは当たり前のことでぃすから」 「友達、そっか友達か」 シマリスの友達と言う発言、それを噛みしめるようにクリスは確認する。 友達と言える存在は今どこにいるか分からないか、それか死んでいる、それがクリスにストレスを与えていた。 だがシマリスが友達と言ってくれたおかげである程度ストレスがある程度和らいだ気がした。 「そうでぃす、ベルナドットさんにちゃんとお礼を言っておきましょう!」 「そうだな、あのおっさんが庇ってくれたからな」 体調治ったら行くよとシマリスに伝えた。 「そう言えば、ゼクスのおっさんは何してるんだ」 「ゼクスさんなら、ここのリーダーの人とお話しするようですよ」 そして、ゼクスはリーダーの元へと案内された。 簡素なテント、そこにレックスと同じような装甲服を着た者達が入り口を守っていた。 「ずいぶんと厳重なようだな」 比較的であるが。 「どうぞ中へ」 「ああ、ありがとう」 案内してきた男がテントの入り口を開けてゼクスを通した、 そしてゼクスの目の前にいるのは中年と言っていい顔立ちの男だ。 「どうぞお掛けください」 「ああ」 男の勧めに従い、ゼクスはパイプ椅子に座った 「まずは、今回の救援感謝する、アレのおかげで私たちは助かった」 「いえいえ、感謝には及びませんよ、私達も人がほしかったところでしたしね」 そう、目の前の男はいう、分かってはいたが助けたのは善意だけではないようだ。 だがそちらの方がある程度、交渉しやすいというものである。 「そうか、だがそれでも貴方達が来なければ私たちは死んでいた、全員を代表して感謝をさせてもらう ありがとう、そう言えばまだ名乗っていなかったな、私はゼクス・マーキス一応彼等のリーダーと言うことらしい」 「ご丁寧にどうも、ありがとうございます私はイナバ製作所の社長でございます」 そう、この物置の所有者はイナバ製作の社長(以下社長)だったのだ、ならばあの硬さも納得だ。 まさしくイナバの物置はカオスロワでも大丈夫! それからしばらく情報交換を行った、なんでも社長は物置を趣味で改造していたところカオスロワが開催、 それで緊急的に物置を起動させ社員などを避難させ、しばらくは地中にこもっていたが他にもこのロワに巻き込まれた人を助けるために、 地上に出たりした、その際、野良サーヴァントであったロビンフット、 住人の救出保護などをしていたレックスクローントルーパーを助けたのである それらの情報交換を終え水を飲んだのちに社長の方から切り出してきた 「それでは本題に入るとしましょう」 「本題ですか?」 社長の言う本題、それは―― 「世界を救うための協力をしてくれませんか?」 【二日目・13時50分/東京・福生市・地中】 【雪音クリス@戦姫絶唱シンフォギア】 【状態】体調を崩す ダメージはあったが治療された 変身解除 【装備】イチイバル 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:仲間を探して現状を打破する 0:翼を見つけ出し食人について問いただす 1:近日中に来る天変地異のことをより多くの者に伝える 2:もっと強くなりてぇ 4:衣玖の代わりに比那名居天子を保護する 5:友達か…… 6:おっさん(ベルナドット)にお礼言わなきゃな 【シマリス@ぼのぼの】 【状態】健康 【装備】胡桃×いっぱい 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:仲間と共に生き残る 0:クリスに協力する 1:近日中に来る天変地異のことをより多くの者に伝える 2:胡桃の扱いを極める 3:衣玖の代わりに比那名居天子を保護する 4:クリスちゃんは友達でぃす! 【ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW 】 【状態】疲労(小)ダメージ(小) 【装備】ガンダムエピオン@新機動戦記ガンダムW (左腕破損 ダメージ多数) 【道具】支給品一式 そのほか不明 ウルトラストップウォッチ マスターボール 【思考】基本:バトルロワイヤルを止める 1:クリスたちに協力する 2:殺し合いを止める意志のある仲間を集めたい 3:世界を救う? ※ウルトラストップウォッチには制限があります 【ピップ・ベルナドット@HELLSING】 【状態】重症 寝たきり 【装備】自動式拳銃×2 M16 【道具】支給品一式 【思考】基本:バトルロワイヤルを生き残る 1:生存確率が上がりそうなので今はゼクスについていく 2:譲ちゃんを見捨てたら後味悪いだろ? 3:ひどい目にあったぜ 【L@DEATH NOTE】 【状態】健康 【装備】自動式拳銃 ヒラリマント 【道具】支給品一式 手榴弾×25 ノートパソコン 【思考】基本:バトルロワイヤルを止める 0:クリスたちに協力する 1:主催の目的とは何でしょう? 2:まず物置内を知る。 3:ひとまずここでゆっくり情報収集でもしましょう 【ロビンフッド@Fateシリーズ】 【状態】健康 【装備】祈りの弓 顔のない王 【道具】支給品一式 【思考】基本:契約した社長に従って動く。 0:出来る限り人は助けたい 1:アイツらよく無事だったな 2:ベルナドットとは仲良くなれそうだ 【レックス@スターウォーズシリーズ】 【状態】健康 【装備】ブラスター・ピストル ブラスター・ライフル 装甲服 【道具】支給品一式 【思考】基本:無害な人々の保護及び臨時コマンダー社長に従う 1:Lを案内する。 2:物置内の治安維持に努める。 【イナバ制作所社長@現実?】 【状態】健康 【装備】イナバ物置 【道具】支給品一式 他不明 【思考】基本:世界を救う 1:協力者を集める 2:ゼクスに賛同してもらいたい 3:大丈夫! ※イナバ物置は地中に潜り移動できるようです。 ※マスターボールの使用方法を誰も知りません
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3646.html
バトルフィールド1942 【ばとるふぃーるど いちきゅーよんに】 ジャンル FPS 対応機種 Windows 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 Digital Illusions CE 発売日 2002年9月13日 定価 オープン価格 プレイ人数 1人~64人 判定 良作 ポイント 当時では驚異の64人同時対戦FPS大勢でワイワイできるカジュアル性ミリタリー物だがゲーム性の重視自由度の高さでバカゲー要素もありMODの豊富さ・岡○城でお花見だ!砂漠で潜水艦を見つける兵士 バトルフィールドシリーズ 概要 特徴・評価点 問題点 総評 余談 概要 『バトルフィールド』シリーズの1作目。 第二次世界大戦がモチーフで、プレイヤーは枢軸軍チームと連合軍チームに分かれて最大32vs32人のオンライン対戦を楽しめる。 東部戦線、西部戦線、北アフリカ戦線、太平洋戦線での激戦となった戦場を再現したステージで、大戦中に使用された陸海空の様々な兵器を駆使して戦う。 連合・枢軸の2チームに分かれたプレイヤー達がそれぞれ1人の兵士となって参戦し、時には白兵戦や銃撃戦、時には兵器に乗り込み撃ち合いながら自軍の勝利を目指す。 最大64人同時ネット対戦、戦場の名にふさわしい広大なフィールド、簡単操作であらゆる兵器を動かせる、という今までにないタイプのFPSとして世界中でヒットした。 最盛期は100万人もがプレイした偉大な戦場FPSのシリーズ先駆者。現在は『BF1942』の略称で呼ばれている。 特徴・評価点 チケットシステム 『BF1942』のメインコンテンツ「コンクエストモード」では、両チームにはチケットと名付けられた戦力値があり、敵のチケットを0にするか時間切れ時に失ったチケットの割合が少ない陣営が勝利となる。 チケットは敵をキルすると1減らせる他、マップ上の「拠点」を半数以上占拠すると敵のチケットが徐々に減り続ける。このため戦いの主眼は拠点の攻防に集約され、広大なマップでも激しい戦闘が発生する 安全な後方に腰を落ちつけて敵を待ち伏せても不利になるので、能動的に攻めいる必要性が出てくる。 あるいはマップの広さを活かして敵の後方へこっそり回り込み、手薄な拠点を占拠することで、敵を挟み撃ちにしたり強力な兵器が沸く拠点を確保して火力優位に持ち込む戦略を取る事もできる。 拠点を確保している側は逆に、こうした「裏取り」を防ぐために最前線以外にも幾分かの戦力を割く必要が生じ、敵の動向を読みあう駆け引きの要素も生まれる。 簡単な操作 基本操作は、WASDで移動、マウスで視点操作、左右マウスボタンで攻撃、加えて兵器乗降キーだけで、誰でもすぐに慣れることができる。 当時ミリタリー物のPCゲームといえばリアルさを売りにした煩雑でマニアックな操作を要求されるリアル系シミュレーターが大半だったが、『BF1942』はスポーツFPS感覚のシンプルに纏まった操作体系で、据え付け機銃からジープ、タイガー戦車、潜水艦、B-17爆撃機、果てには戦艦大和すら1人で操ることができる。 強力な兵器を味方にすれば心強い反面、それが敵として現れると上手いプレイヤーであっても1人で対抗する事は難しく、味方と協力して撃破する必要がある。そこで自然と他プレイヤーとの連携が発生し、言葉の通じない他国プレイヤーと一体感を味わうことができる。 強敵の撃退に成功し、賞賛の意味で使われるラジオチャットの「了解!」を応酬する快感はたまらない。プレイヤー間の連携を重視する本作を特徴付けている要素である。 1人だけで兵器に乗り込み操縦して戦うこともできるが、他のプレイヤーも乗り込めば副砲担当や機銃などを担当し、死角を補ってさらに活躍できる。兵器が戦場の死神となるか、兄弟の棺桶となるかは、他プレイヤーとの連携次第である。 没入感を高める様々な演出 激しい戦闘中も味方と連携が取れるよう、簡単な操作で発言ができるラジオチャットが用意されている。 F1~F10キーを2回押すだけで、敵発見・攻撃指示・協力要請などさまざまなチャットを発信できる。いちいちチャットウインドウを呼び出し戦闘を中断して文章を打つ必要が無く、シームレスに戦闘を続けられる点が画期的だった。 なお、この頃はボイスチャットは(外部ツールも含めて)全く一般的ではなかった。 プレイヤーが所属する軍の国籍は、日本・ドイツ・イギリス・アメリカ・オーストラリア・ソ連。ラジオチャットの音声は自軍の国籍に応じて変化するため、その国の兵士になり切った気分になれる。 拡張パックを導入すればフランスとイタリアが加わり、後述のMODではフィンランド・ハンガリー・中国・イラク・オランダなどの音声を有志が製作し、楽しめるものもある。 大味なゲームシステム 全体の調整はリアル志向とは掛け離れており、多人数対戦ゲームとして楽しむためのバランス調整になっている。 銃のダメージが低めで、適度な撃ち合いを楽しめる。 戦車砲弾がさほど強力ではなく、戦車の装甲も手榴弾でダメージが通ったりバズーカの当たり所によっては一撃死するなど、絶対的な存在ではない。 片方の陣営に上手いプレイヤーが少し居ても64人対戦の中での影響は微々たる物なのでワンサイドゲームになりにくく、この点が誰でも気楽に参戦できる要素の1つとなっている。 バカゲー的な側面 簡単な操作であらゆることができる自由度故にネタ方面でも人気が高い。 リアルな動きをする兵器同士の衝突や、逆にリアルとは掛け離れて爆発に巻き込まれると空高く舞い上がる生身の兵士など、ビジュアル的に面白いシーンが数多く発生する。 気の知れた仲間で集まれば、殺し合いは一切せずにマップ内を走り回ったり、乗り物でレースをしたり、1人ではできないスタントをするなど、遊びの自由度が高い。後述するMODによりゲーム環境を自由に変更できる点も、自由度の高さをさらに飛躍させている。 飛行機によるスタントからジープによるレースゲーム等を披露した動画、複数プレイヤーが役者のように動いてストーリー仕立てにしたMADムービー等も製作されている。 ゲームエンジンの特性から動くオブジェクトの上に乗る事ができるため、飛行機が翼に何人も乗せて離陸したり、某物置メーカーもびっくりな人数が戦車の上に乗ったり、リモコン爆弾を多数投げ込んだジープで敵陣に突っ込み自爆するといった光景が見られる。 後述のMODを組み合わせる事で更にバカバカしさを増した設定をしたおふざけサーバーを公開している所もある。 洋ゲーにしては日本語訳がしっかり出来ている方だが、ところどころにおかしな日本語が散見される。 手榴弾に「爆発性」と印刷されていたり、艦の重要区画の扉に「限られた」と書かれていたり、ラジオチャットの「兵士よ、良くやった」「敵の潜水艦を発見!(*1)」など。 これらはファンにネタにされ、本作を象徴するワードとして愛されている。 MODの豊富さ MODとは、ユーザーがゲームデータを改造して作ったカスタムゲームのこと。語源はModify(改造)の略称。 公式からMOD作成用の資料やツールが配布され、ゲームに様々な改造が施せるようになっている。 MAPデータ、オブジェクトの配置、3Dモデルやテクスチャ、武器や兵器の性能など、その気になればどんな3Dゲームでも作れてしまうほど改造の自由度が高い。 製作環境が充実しているため、数多くの有志によって多くのMODが作られた。ゲームソフト自体の動作が軽く、PCスペックの進化によって大規模な改造を施してもサクサク動く点も多くのMOD製作者とプレイヤーに受け入れられた。 史実を研究して作られたマニアすら唸らせるリアル・史実志向の戦争ゲームや、現用兵器に置き換えた現代戦闘、レースゲームやサッカーができるもの、果ては動画サイトで有名になった踊りを再現する(*2)といったジョークの様な物もあり、実に多彩である。 発売から年月を経た今でも国内の有志の手によって開発を続けられ、2015年現在でも毎晩のように64人対戦が行われている人気MODも存在する。 国内の製作者の手により海外製のMODに史実では日の目を見なかった試作兵器・マイナーな兵器を追加した本格的な物、戦国時代を再現したもの、季節限定で有志のサーバで稼動するお花見(!)と言ったMODが未だに国内で遊ばれている。 問題点 不正確な時代考証 日本軍がドイツ軍の対戦車ロケット砲「パンツァーシュレック」や「StG44」アサルトライフルなどを装備している。 日本軍が開発していたが完成できなかった「四式自動小銃」が配備されており、表記も「五式」と誤っている。 連合軍のM10駆逐戦車が重戦車となっている。現実のM10は装甲が薄く機動性が高い高機動戦車駆逐車。 どのマップでも日本軍の駆逐艦が「初月」・戦艦は「大和」・空母は「翔鶴」のみ。 その他にも多くの考証誤りが見受けられるが、ゲームバランス上致し方ない点もある。MODの中には、それらの解決を図って製作されたMODも存在する。 マップのバランスが良くない場所がある ベルリン。リスポン地点が狭い路地なので連合軍はほとんど手も足も出ない状態。兵器間のバランスが如実に出るマップもしばしば存在する。 大味なゲームバランス 評価点でも述べた大味さは、間口を広くする一方で、ストイックなゲーマーの中にはそれを好まない人もいる。 あくまで集団競技あるいはパーティーゲーム的な要素が強いので、緻密なエイムや個人技に重きを置くFPSヘビーゲーマーの中には低く評価する人もいる。 シリーズ共通の問題点 こちらを参照 総評 発売当時は展開が速く高度なスキルを要求されがちな『Unreal Tournament』『QUAKE III Arena』の様なスポーツ系とシビアかつ専門的すぎるミリタリーマニア位しか手が出しづらシミュレーター系のFPSの大半を占めていた。 本作の立ち位置は両者の中間にあたり『COD』などで人気を博す後のカジュアル志向FPSの先駆けともいえる。 大味で粗も多い所もあるが、それすら魅力の1つとして受け入れられるのは本作ならではと言ったところ。 発売十年経って人が減ったとはいえ、未だに国内サーバでも対戦を行うユーザーが存在し、本格的なリメイクが望まれるほどの根強い人気を持つ本作は色褪せぬ魅力を持っている。 余談 『BF』シリーズ以前に開発元のDICEは『CODENAME EAGLE』と言う作品を出しており、本作の前身とも言える内容を持っている。 体験版にも登場したウェーク島のマップは、地上戦、空戦、艦船戦闘が楽しめるバランスの取れたマップで、『BFBC』シリーズ除く多くのPC作品でリメイクされたウェーク島が実装されている。 現代戦の『BF4』や、軍vs軍ではない『バトルフィールド ハードライン』では実装されていなかったが、本作同様に第二次世界大戦が舞台の『BFV』では太平洋戦線の実装と共に復活した。 後に「ロード・トゥ・ローマ」「シークレット・ウェポン」の2種の拡張パックが発売された。 FPSゲームでよく使われるスラング「芋スナ」は本ゲームが発祥である。 このゲームにおける、スナイパーライフルを持っている兵科は「偵察兵」であり、本来の偵察という仕事をせず、芋虫のように匍匐状態でスナイパーもどきをしているのが元ネタ。 現在では「戦況に関わらず固定位置から動こうとしないスナイパー」を指す言葉として、FPS(TPS)ゲームで広く使われている。 湾岸戦争をモチーフとしてイラク軍とアメリカ軍が戦うMOD「Desert Combat」は完成度の高さから世界中で遊ばれ、これを製作したメンバーはDICEに引き入れられ『バトルフィールド2』の開発スタッフに加わった。 韓国製の基本プレイ無料FPS「War Rock」が、DesertCombatの3Dデータを無断使用して問題になった。 EAのデジタル配信プラットフォームのOriginクライアントで無料DLすることが可能になっていた。 GemeSpyのサーバーサービス終了に伴い、他のGameSpyサーバーを使用する他のシリーズ共々、配信終了となった。 現在では、インストールされた本作に少し手を加える事で、オンライン対戦を引き続きプレイすることができる。 『BF』シリーズは本作から『バトルフィールド ベトナム』まで(拡張パックも含めて)、ゲームパッケージは兵士のドアップ顔が同じ構図で載っているという共通デザインだった。いつしか一部の日本人プレイヤーから、彼は「戦場太郎」という名前で呼ばれるようになった。 2009年に『バトルフィールド バッドカンパニー』をベースに本作をリメイクした(*3)『バトルフィールド1943』がPS3/360のDL専売ソフトとして発売されている。 なお、2023年12月8日にこの『BF1943』と『BFBC』『BFBC2』のオンラインモードがサービス終了した(参照)。